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投稿とエピソード
 
コロナの日々に思ったこと

 コロナウィルスの流行により大学の授業はオンラインとなり、旅行や友人と
会っ たりバイトしたりといったことは困難となった。
そのような状況下での長期休みは例年以上に時間が有り余る、つまりは暇なわ けであるが、ただゴロゴロと日々を過ごす他にも楽しみというのはいろいろあるものである。
私であれば架空の電車を作ってみたり、外を歩く際に風景や家、建造物を眺め
たり、ゲームで建物を作ったり絵をかいたりと様々な方法で楽しんでいる。

では具体的にどのようなことをしているのか1つ例を挙げてみる。
架空の電車を作るというのは昔から模型を作ってみたり絵を描いたりといった方法でやってきたが、どれも未完成であったり満足のいくものではなかった。
その後コロナの流行により時間ができたため、架空鉄道の作品を眺めているうちにパソコンのソフトウェアを使う練習もかねて作ってみようと思い実行に移した。
実在する車両を参考にしつつ試行錯誤を繰り返した結果、大変ではあったものの好きなことなので楽しく作ることができ満足できるものであった。

このように、昔から考えてきたことをやってみるも良いし日常の中で楽しみを見つけ、視点を変えて日々を生きていくのも悪くはない。 (メンバーの Y.Tさん)

                                 

 
       仕事と楽しみ

伊藤敦重

 僕の仕事先は大田市場(しじよう)です。

野菜市場(いちば)としては、東京都で一番大きい所です。朝の9時から夕方の5時まで、月曜日から金曜日まで働いています。おもな仕事は、ニンジンの袋づめと箱づめ です。他には、みかん、じゃがいも、さつまいもなども。

お昼休みは、12時45分から1時30分までです。その間に昼食をとります。いつもお弁当をもって行きます。お弁当は私が作ります。例えば、しゃけ弁当や野菜巻きは、自分で作ります。ひじきハンバーグは買って来ます。

家に帰ってから夜の8時頃になると、どっと疲れが出ます。10時30分頃、おふろに入ります。寝るのは、11時30分に寝ます。仕事をしてお金をもらうのがうれしいです。そのお金は、旅行費用にしています。

今年は、残念ですが新型コロナウイルスの関係で、わりと近い群馬県の伊勢崎と、埼玉県の越生(おごせ)と秩父しか行けませんでした。その前には、広島や九州の博多に一人旅に行って来ました。

新型コロナウイルスが収束したら、やはり遠い所に行きたいです。例えば長崎や札幌など、そのためにもしっかりお仕事をして、その時の旅費のためにも今は、しっかり貯金をしていきたいと思います。

 
「仕事を勉強のように」

小林俊英

 都心のホテルのスタッフとして働いている僕。この僕が、「仕事」を「勉強」のように捉(とら)えるようになったのは、ここ1、2年のことです。そのきっかけとなった1冊は、「宿題ひきうけ株式会社(古田足日(ふるたたるひ))」という童話です。この本を読んで気付いたことは、「何事も勉強が大切」ということです。ホテルで働く僕 にとって、客室の業務のヒントにもなった1冊です。さらに、この1冊は、僕に次の効果をもたらしてくれそうです。
◎「子どもの頭」「子どもの心」にかえってみる。

◎「第2の小学生」のように生きてみる。

◎「新しい物の見方と考え方」
「変わった物の見方と考え方」
「生まれてくる『新しい気付き』」
◎自分の業務に、どんな形で反映させるか?
・消耗備品、毎日のように出る貸出備品の管理
・業務方法で、今の方法でも大丈夫そうかどうかの検証と確認
・業務のスケジュール確認・・・・・・などなど。

〈理由〉@ほかのスタッフの、業務上の不手際を、引き継ぎなどで聞いたことがある。
A僕自身も、飛び込み業務が入るたびに、他の業務のやりくりに苦しんだことがある。
〈動機〉僕自身、発達障害ゆえ、頭と心がほかの人と同じように育たなかったため。
〈実績〉大掛かりな特掃作業の方法で、「何処を、どのようにするか」と、わかりやすくまとめたこと。

 このように、仕事を「仕事」と捉えるのではなく、「安心して」「的確に働ける」ための「勉強」にしていくつもりです。

 
もしコロナが収束したら

 僕は、もしコロナが収束したら、ピアノを習いに行くことを予定している。僕の好きなジャンルとしては 、映画音楽が一番のお気に入りであり、他にもドラマ音楽やアーティストのお気に入りもいる。
 僕は少しでも、ピアノの知識を身につけ、映画のサントラや色んな曲を弾けるように努力をしたい。そのあと、パソコンにキーボードをつなぎ、そのパソコンを使用して作成、編集できる「デスクトップミュージック」で自分のお気に入りの曲を自由にアレン
ジをしてみたいと思う。
 僕はアニメや映画で流れる音楽で使用されている楽器の中でも、管楽器や打楽器の音が輝いているように感じる。
 映画音楽の巨匠ハンス・ジマー先生にあこがれている。彼の作曲した曲はとてもすばらしく、打楽器や管楽器、弦楽器、中国や日本の楽器を使用して作曲をしたりする。
 彼は、僕がやりたがっている「デスクトップミュージック」を使って、その楽器の音を用いて作曲を行っている。僕はその彼のすごさにあこがれ、その音楽に挑戦しようと思った。
 ハンス・ジマー先生の他に、彼に関わりのある人にもあこがれているが、そのすばらしさに自分の心を動かされたように感じた。コロナが収束次第、音楽に挑戦しようと思う。

  (Y.Oさん)

 
〜映画音楽はすばらしい〜

 昨日、3月12日、ハリウッド進出した怪獣映画「モンスターバース」の最新作、「ゴジラvsコング」のサウンドトラックがYouTubeで配信された。今回は、ゴジラのテーマとコングのテーマのみの配信であり、そのBGMを手掛けたのが、ハンス・ジマー先生の弟子であるトム・ホ〜ケンバーグである。彼の手掛けたBGMを聴いてみて、コングのテーマは、かつてハンス・ジマー先生が手掛けた「ライオン・キング」を思いおこさせる様で色々なアフリカの楽器の音を付け加えており、まさに コングのテーマに相応しいテーマ曲であると感じた。
そして、トム先生が手掛けたゴジラのテーマは、ゴジラのBGMの作曲者へのオマージュとした新しいテーマであり、かつ「ダークナイト」、「バットマンvsスーパーマン」風の曲にも聴こえるテーマ曲であることを感じさせられた。
今はコロナがまだ続いている状況であり、予定通りに公開されると良いのだが。
最新作「ゴジラvsコング」は、5月14日に日本で劇場公開される。二大怪獣の迫力バトルとトム先生が手掛けたBGMを是非、劇場で体感を!

  (Y.Oさん)

 
卒業。〜学びの広場でお世話になった全ての方々へ〜

 桜の開花も発表され、いよいよ春は本番を迎えようとしています。
 さて、ご存じの方も多いと思いますが、私は4月から就職することになっていて、マンツーマンの時間が今までのようには確保できなくなるため、本日をもちましてマンツーマンを実質、「卒業」させていただくことになりました。
私は11年余りの間、この「学びの広場」でお世話になりました。2009年1月から2013年3月までは山アさんに担当していただき、山アさんがご家庭の事情でふるさとの富山にお帰りになった2013年4月以降は柳澤さんに担当していただきました。そのお二人にはもちろん、今まで広場でお世話になった全ての方々に感謝を申し上げます。
 さて、思い出せば最初は勉強の時間も取りつつ・・・というスタイルで過ごしていましたが、中2の頃塾に通い始めたあたりから「楽しく過ごす時間を確保する」ということを優先する方にシフトしていきました。その内容は、HP作成、クイズ合戦、相撲観戦に趣味トーク、歌、卓球・・・と多岐にわたりました。行事にも積極的に参加させていただき、中でも日曜喫茶での「鉄ともクラブ」で多くの鉄道好きの皆さんと楽しく過ごせたことが大変印象に残っています。

 11年余りという数字だけ見れば長いと感じるような期間ではありましたが、体感では正直あっという間だったという感想しかないです。
 これで全ておしまい、というのはウソで、新年度以降も広場とのつながりは途切れることのないようにしていきたいと思います。またお会いできる機会が必ずやってくると思いますので、そのときはどうぞよろしくお願い致します。

2020年3月19日

 (鈴木太陽)



     【エピソード】

 今日は、近郊のスポーツセンターへ行く日でしたが、雪の影響で急きょ予定を変更。 「ひろば」で、テーブルを並べ即席の卓球コートを作り、みんなでダブルスで盛り上がりました! 臨機応変になんでも楽しくアレンジしてしまうのも、「ひろば」らしい良い所です☆

(柳澤)




     広場写真展2017を終えて

 私が古墳に興味を持つようになったきっかけは、中学1年生の時の校外学習でした。この校外学習では埼玉県行田市の埼玉(さきたま)古墳群を訪れました。最も印象に残ったのは、金錯(きんさく)銘鉄剣(めいてつけん)が出土している稲荷山古墳です。その堂々とした姿に魅かれ、約1か月後から古墳の旅が始まりました。最初は、墳丘の形や大きさに興味を持っていましたが、そのうちに立地や被葬者についてなども考えるようになり、古墳の世界が広がったと思います。そして2016年8月、念願だった奈良への古墳の旅に出かけました。関東にはない大型の前方後円墳があちらこちらにあり、周りの景色とともにとても印象に残るものとなりました。中でも気に入っているのは、橿原(かしはら)市の見瀬(みせ)(五条野)丸山古墳です。全長は310m、一部が宮内庁の管轄になっていながらも、それ以外は自由に立ち入ることができます。墳頂からは畝傍山(うねびやま)が見え、飛鳥時代の景色を連想させられました。関東近郊にもまだ訪れていない古墳が多くあるので、これからも古墳の旅を続けていきたいと思います。

(M.T)